地図でたどるあの頃の暮らし

日常にちじょう記憶きおく地図

川崎かわさきへん 1950s - 2000s 臨海りんかい部/市街地

ピンマーク マークを押すとエピソードが出てくるよ

臨海りんかい

市街地

日常にちじょう記憶きおく地図とは?

個人こじんのある時期の「よく行く場所/ 道」を地図上になぞり、普段ふだん意識いしきすることのない「場所の記憶きおく」や風景を立ち上げる方法です。同じエリアで複数ふくすうの人の「日常にちじょう記憶きおく地図」を重ね合わせることで、土地の特性とくせいや時間の流れを見出すことができます。2012年にサトウアヤコさんによって開発されたメソッドです。

<ruby><rb>記憶</rb><rt>きおく</rt></ruby>地図を<ruby><rb>描</rb><rt>えが</rt></ruby>く手

画像がぞう提供ていきょう:長野県立美術館びじゅつかん日常にちじょう記憶きおく地図インタビュー〉(2020)

サトウアヤコ

2010 年から「日常にちじょう記憶きおく地図」、「カード・ダイアローグ」、「マイクロ・ストーリーズ」など複数ふくすうのプロジェクトを継続けいぞくしながら、言語化や媒介ばいかい的なコミュニケーションと「ひとりで、共に」る場について探求たんきゅうしている。 主な展示てんじに、「MOTサテライト 2019 ひろがる地図」(東京都現代げんだい美術館びじゅつかん、2019)、「美術館びじゅつかんのある街・記憶きおく・風景『日常にちじょう記憶きおく地図』で見る50年」(長野県立美術館びじゅつかん、2021)、 OPEN SITE 7 「日常にちじょう記憶きおく地図『“家族”の風景を“共有”する』」(TOKAS本郷ほんごう、2022)

「かわさきの環境かんきょう・100年」てんのコンテンツのひとつとして、世代のことなる5名の市民の方に、それぞれの方の子どものころの「日常にちじょう」を当時の地図上になぞっていただきながらその場所、その土地にまつわる「記憶きおく」のエピソードをうかがいました。

  • ●サナエさん: 1950年代の記憶きおく
  • ●ミエコさん: 1950~1960年代の記憶きおく
  • ●テツヤさん: 1950~1960年代の記憶きおく
  • ●チヒロさん: 1990年代の記憶きおく
  • ●ミツヒロさん: 2000年代の記憶きおく

メイン展示てんじと照らし合わせてみると、当時のくらしや風景がよりリアルに、いきいきと感じられることでしょう。ぜひ合わせて、ごらんになってみてください。